Craftsmen

Interview SACHIKO SHINOHE
企画次長:四戸 幸子

必要な情報を提供し、
現場を止めない。

私の動きは、その都度入ってくる情報によって変化します。受けた注文に対して、まずはサンヨーソーイングがどんなペースと質で応えることが出来るのかをお客様に伝え、それを確実に提供するために起きうること・起きたことを加味しながら調整を繰り返していきます。
コートは面積も大きく、パーツも多いため資材を集めるという最初の段階にも慎重になります。パーツがひとつでも不足するとその後のスケジュールは崩れていくため、量産に行き着くまでの見通しを立て、最初に全体を組み立ててから今やるべきことを判断します。そして組み立てたものを実現するために、お客様が求めている情報、工場内に伝えなければいけない情報、把握しなくてはいけない情報を私自身が常に“持っていること”を心がけています。

誰に何を伝えるべきかは、
はっきりしている。

企画は、受注を受けてからサンプルをつくるまでの過程で、どれだけ問題をクリアにし量産まで持っていけるか、すなわち商品の品質を決める重要な役割を担っています。お客様が求めているものを確実に捉え、それを実現するために足りないものを補い、トラブルが起きた時にはスムーズに調整を行なう、サンヨーソーイングが持っている“ものをつくる技術”を生かすための環境を整えます。
こうして出来上がった体制を機能させるためには、情報を循環させることが重要になります。朝一番に課長以上が集まり、自分たちの担当している部門の報告を行ない、そこで共有された情報を元に各チーム・ひとりひとりへより専門的な情報が共有される仕組みはその根本を支えています。私自身、段階を得てこの役職についたので、どこが何の役割を担い責任を負っているのかがクリアです。各々の役割が明確だからこそ、柔軟に対応してその時の最善を追い求められるのだと思います。

つくり手として、
伝えられることがある。

横井社長と和田工場長がサンヨーソーイングに来た2010年は、工場として提案する・主張することが結果的によいものづくりに繋がるということを教わった時期でもあります。社長の方針で外部とのコミュニケーションも増え、一緒にものをつくるには手を動かしている私たちが受け身のままではいけないのだということに気づかされました。
商品ありきで進んでいる現場では、全員が目の前の現実と向き合いながら課題を乗り越えるための術を磨いています。ものをつくっている以上、自分たちがどうやってものをつくり、何が品質を高めることに繋がるのかをコミュニケーションすることは私たちの担うべき責任のひとつだと思います。私はお客様と接する最前線に立つ者として、ものづくりの責任を背負ったコミュニケーションをこれからも重ねていきたいと思っています。